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オフィシャルブログ

植物の色(蒲色・樺色・河馬色? かば色)

2018年11月02日(金)

  • 植物園長の庭

 10月にコビトカバの「コウメ(メス)」が神戸どうぶつ王国へ転出し、いしかわ動物園から「ミライ(オス)」がやってきました。

写真①コビトカバのコユリ.jpgコビトカバのコユリ(動物園)

 今回の植物の色は、コビトカバにちなんで、「かば色」を選びました。
 「かば色」には、「蒲色」と「樺色」の2種類の漢字があてられます。「蒲色」は、蒲(ガマ)の穂のように、赤味の強い黄茶色を指します。色の分類上は、赤色ではなく黄色に分類されます。

写真②斑入りガマの穂.jpg斑入りガマの穂(植物園バックヤード)

 一方、「樺色」の場合は、カバノキの樹皮の色、もしくはヤマザクラやカバザクラの樹皮の色を指しますが、「蒲色」と「樺色」は、どちらも同じ色合いです。

写真③サクラの樹皮.jpgサクラの樹皮(植物園桜の回廊)

菊の花にも「かば色」に分類される品種があります。10月下旬頃から各地で開催される菊花大会では、赤・白・黄3色の大輪の菊の花を組み合わせて、美しさや大きさを競います。毎年、名古屋城で開催されている菊花大会では、「かば色」は色合いにより、黄色にも赤色にも使える便利な色です。
 コビトカバの色と「蒲色」、「樺色」は何となく似ていますが、河馬色(カバ色)は存在しないようです。


植物園長  谷口 茂弘

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