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コアラ飼育30年

2014年09月20日(土)

  • 動物園長のZooコラム
  • コアラ

今年はコアラが来園して30年になります。最初に来園した雄2頭のうち、コロコロは日本初の子どもをもうけました。しかし、そのひ孫にあたる地面で眠ることで有名だったアオイは子どもを残せなかったので、最初に東山に来た子孫は途絶えました。
ところが雄の来園した翌年に、雌で初めて来園したブルーの子孫は8世代目がいて、東山にいるタイチがそうです。



タイチ



このように東山だけでなく、30年の間、国内の動物園で繁殖を重ねてコアラの飼育を続けてきましたが、個体数が限られていると血縁関係が濃くなってしまい、好ましいことではありません。

そこで、コアラ来園30周年を記念して、タロンガ動物園から新しい雌をプレゼントしてもらうことになりましたが、タロンガ動物園では東山で飼育している系統と血縁のない個体を探してくれました。これにはオーストラリア国内でもコアラが減少していて、飼育下のコアラを繁殖維持していく必要性があり、日本のコアラも重要な遺伝子個体群と考えていてくれるからです。
種の保存を行っていくためには、一園や一国だけでは難しい面もあり、世界の動物園が協力していくことが重要です。

新しく来る雌はティリーという可愛い名前で4歳です。コアラの4歳はちょうどいい繁殖適齢期です。東山に来たらすぐに繁殖してくれることを期待しています。


動物園長  橋川 央

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