ありがとう。ペルシャヒョウのオウガ
2013年04月23日(火)
長年皆様に愛されてきた、ペルシャヒョウのオウガが今月8日に亡くなりました。
当初の発表では肝不全・腎不全が死因とされましたが、先日詳しい検査の結果が出て、リンパ腫と甲状腺ガンという二つのガンを患っていた事が判明しました。
オウガは東山の開園60周年の時に来園して以来、16年もの間親しまれてきました。
象の工事の関係で猛獣舎がなくなり、長い間非公開となり、ようやく新しい所で穏やかに過ごしていたのに、寒くなった頃から体調の優れない日が増えました。それでもお気に入りのタイヤで遊んだり、甘えん坊のオウガは体をなでてほしがったり、回復すると信じて一緒に病と闘ってきました。
私はまだオウガの死を受け入れる事が出来ません。いつものように「遊ぼ♪」って熱い視線を感じて空っぽのオウガの部屋をつい見てしまいます。皆さんの心にもオウガがいつまでもいると思います。あの本当にかっこよくて、可愛くて、キレイで素敵なオウガを忘れないで下さい。
最後になりましたが、21日まで献花台を設置していて、本当にたくさんのお花やメッセージや写真をありがとうございました!!
動物園飼育第一係 原 真実