ボルネオテナガザルのミューはすごい

2026年08月05日(水)

ボルネオテナガザル舎展示室に捕獲用の箱を設置し、中に入れるトレーニングを始めました。
箱の出入り口に引き戸を付け、人が室内に入らなくても、外から引き戸を操作し開閉できる仕組みになっています。
病気やけがの治療のため、また、園内および他園館への移動時など捕獲しなければいけない事態に備えるためのトレーニングです。

箱外観.JPG
まずは箱に慣れさせるため、中に餌を入れ、単独飼育していますのでツバサ、ナオ、コウキ、ミューと一頭ずつ交代で室内に入れ、少し離れたところから様子を観察することから始めました。


四頭とも思っていたほどには警戒を見せず、箱に近づき中に入れてあった餌に手を伸ばし取り出しました。

その中でもミューだけは自らすいすいと箱に入り、中で餌を食べ始めました。

その様子はとても堂々として安定しており、試しに引き戸を動かしてみても出てくる気配を見せなかったので、ゆっくり閉めてみました。

驚いたことにミューは閉じ込められたことに気づいていないかのように餌を食べ続けていたのです。

まさか初回で引き戸を閉め、閉じ込めることができるとは。

初回ですので、引き戸を閉めたのは一瞬のことで、すぐに再開放しましたが、ミューは慌てることなく、食べ終わってゆっくり箱から出てきました。

ミューの終始落ち着いた態度にはもうびっくりです。
その後、トレーニングの回数を重ねることに他の三頭も箱の中に入れるようになってきましたが、まだ引き戸を動かすところまでにすら達していません。

ミューだけは毎回安定して箱に入ります。やはりミューは出色です。すごいですね。

動物園 澁谷

ブログ一覧へ戻る

最新の記事