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コモド紀行(7) ~リンチャ島上陸!~
春になりましたね。
園内に咲くたくさんの花に、小さなやすらぎを感じる今日この頃です。
今回のコモド紀行では、コモド島と並ぶ、コモドオオトカゲの一大生息地、リンチャ島についてお伝えします。

コモド島からスピードボートに乗って約40分、リンチャ島に上陸して最初に目を引くのは、桟橋にそびえたつ、2頭のコモドオオトカゲの像!取っ組み合っています。

これは、繁殖期にメスをめぐって争うオス同士をイメージした像で、後ろ足で立ち上がって闘う様子は「コンバットダンス」と呼ばれています。
私が訪れたのは繁殖期に入る前くらいの時期だったので、さすがにこのシーンは見られませんでしたが、3メートルを超える巨体が争うのは、さぞかし大迫力だろうなと思います。
国立公園の入り口に向かって進んでいくと、桟橋からは、乾いた地面やわずかな植栽が見えます。コモド島の入り口と比べると、開けていてやや乾燥しているような印象を受けました。

木々の奥には、サルが数頭いました。遠くてはっきりとは見えませんでしたが、おそらくカニクイザルだと思います。ちなみにコモドオオトカゲは、サルを獲物とすることもあります(!)
桟橋を渡り終えると、「KOMODO INFORMATION CENTER」と書かれた建物がありました。コモドオオトカゲのことやその生息地などについて、幅広く学ぶことのできる博物館なのだそうです。
しかし、訪れた日はなんとシステムトラブルで停電していて、展示物はほとんど見れませんでした(泣)

でも、特別に中に入れてもらえたので、展示されていた骨格標本を見ることができました。
手前がメス個体、奥がオス個体の骨格標本です。

最も興味深かったのは、歯でした。
東山動植物園で飼育している「タロウ」と日々接していても、実は、口の中の歯を見ることはほとんどありません。
エサを飲み込むときは一瞬ですし、歯が露出しているわけでもないので、あくびなど、まれに大きく口を開けるときでも、歯を外から見ることは難しいのです。
しかし、コモドオオトカゲは定期的に歯が抜け変わるので、展示室で抜けた歯を見つけることがあります。
その歯が、大きいものから小さいものまであるため、生えている場所によって歯の大きさが違うのではないかと思っていましたが、そのとおりでした♪
骨格標本を見ると、前側の歯は小さめで、奥側の歯は大きいようです。

「KOMODO INFORMATION CENTER」を出ると、国立公園はもう目の前!
次回は、リンチャ島で見たコモドオオトカゲや、通りすがりの大型哺乳類(獲物)などについてお伝えします。
動物園 川島
