魚のしっぽ...?
世界のメダカ館にはしっぽのような尾びれを持つ魚がいます。
クシフォフォルス クレメンキアエというカダヤシ目の魚です。
この魚のオスは尾びれの一部が長くなるという特徴を持っていて、剣のような見た目から、ソード(剣)テール(しっぽ)とも呼ばれています。実際に見てみると、とてもカッコいいです!
このカッコいい尾びれは全てのオスで長くなるわけではありません。その群れの中で強いオスが長くなっていくのです。ですが、強いオスが群れからいなくなると「俺の時代が来たぜ!」と言わんばかりにぐんぐん尾びれが伸びていきます。
写真は尾びれが伸び始めの時と伸びた後の時の写真です。比べてみると全然長さが違います。
尾びれの長さの違いは、見た目で上下関係を作り無駄な闘争を防いでいるのではないかと私は思っています。
また世界のメダカ館ではクレメンキアエの他に、
・クシフォフォルス ヘレリ
・クシフォフォルス モンテズマエ
・クシフォフォルス ネザファルコヨテル
という魚たちのオスも尾びれが長くなるため、来館した際は併せて見てみてください!
動物園 堀場