タロウの近況と今後の給餌について
早いもので、コモドオオトカゲのタロウが来園してから約2ヶ月、一般公開を開始してからは約1ヶ月たちました。連日たくさんのお客様がタロウを見に来てくださっており、飼育担当者としてとてもうれしく思っています。
タロウはというと、東山動植物園での生活に、だいぶ慣れてきたのではないかなと感じています。一般公開直後は、展示室内をよく動いていて落ち着かない様子も見られましたが、最近では、たくさんのお客様の目の前で、ヒーターにあたりながらリラックスしている場面を多く見かけるようになりました。
また、15時頃を過ぎると寝台の上でゆっくり休んでいることが多いです(コモドオオトカゲは昼行性で、日中に活動し夜に寝るため、夕方は眠そうにしています)。
タロウを間近に見たい!できたら動いているところを見たい!という方は、午前中や昼頃に来ていただくのがおすすめですよ。
また、現在はタロウへの給餌を、アニマルトークと合わせて毎週日曜日13時15分から、時間を決めておこなっていますが、タロウも新しい生活に慣れてきたので、10月以降は時間や曜日を決めずにおこなっていきたいと考えています。これまでどおり、基本的には週に1回給餌をしていきますが、時には週に数回に分けて給餌したり、給餌の時間をランダムにしたりすることで、タロウの生活によい刺激を与えたいと思っています。
そのため、給餌と同時のアニマルトークは9月で終了とし、秋まつりでのアニマルトーク実施方法を変更する予定です。
給餌の曜日や時間が非公開になりますが、ご了承ください。もちろん運が良ければ、タロウが餌を食べるところを見ることができると思いますので、ぜひこれからも、コモドオオトカゲ舎に足を運んでくださいね。
世界最大にして最強のトカゲ(と言いつつ、愛嬌のあるくりくりの目が特徴!?)のタロウが、みなさんをお待ちしています!
動物園 川島