旧類人猿舎のボルネオテナガザルたち
ゴリラ・チンパンジー舎の向かい側にある、旧類人猿舎では、現在4頭のボルネオテナガザルたちが暮らしています。大きい展示室と小さい展示室に1頭ずつ、1日ごとに交代で展示しているため2頭しか同時に展示できません。展示室にいない2頭はバックヤードで元気に過ごしているのでご安心ください。
それでは、4頭のボルネオテナガザルたちを紹介します!
まず、コウキです。2001年生まれの23才で、4頭の中で唯一のオスです。以前サル舎にいたので、お客様から「コウキは元気にしてる?」と声をかけていただくことも多い人気者です。ふさふさのグレーの毛が特徴で、とても落ち着いていて穏やかな個体です。
【コウキ】
次にミューです。1985年に来園しているので、40年近く東山動物園で暮らしています。とても人に慣れた個体で、背中や腕をみせてきたりします。
【ミュー】
次にツバサです。1999年に東山動物園で生まれました。(私も同い年なので勝手に親近感をもっています笑)ツバサはとっても好奇心旺盛で食欲旺盛な個体です。エサをあげているときも、渡したエサをすぐに食べ終え、手を伸ばしてきます。
【ツバサ】
最後にナオです。ツバサの妹で、2003年生まれの20才です。少し臆病で慎重な個体ですが、最近は手からエサを受け取ってくれるようになりました。これからもゆっくり時間をかけて関係をつくっていきたいと思っています。
【ナオ】
みなさんぜひ旧類人猿舎に遊びに来てくださいね。
個性豊かなボルネオテナガザルたちがお待ちしています!
動物園 川島