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オフィシャルブログ

アシナシイモリの食事シーン!

2022年09月07日(水)

アシナシイモリって知っていますか?

両生類は、有尾目(サンショウウオやイモリ)、無尾目(カエル)、無足目(アシナシイモリ)の、大きく3つに分類されます。つまりアシナシイモリは、イモリともサンショウウオとも、もちろんカエルとも違う、原始的な両生類なのです。その名の通り足がなく、見た目はミミズやウナギに似ています。よーく見ると、小さい目がちょんちょんとついていて、かわいらしい顔をしていると(私は)思います(笑)

横.00_00_35_06.静止画017.jpg

自然動物館では、コロンビアミズアシナシイモリを今年の5月から展示しています。野生では、魚の死骸を食べているといわれており、南米のコロンビアやベネズエラの川、湖、沼などに生息しています。
水中で暮らすアシナシイモリは、目があまり発達していません。その代わりに、においをたよりに餌を見つけ、弧を描くように左右に移動しながら餌の場所を特定します。

自然動物館では、コロンビアミズアシナシイモリに、栄養バランスの良い配合飼料を与えており、食べる様子を撮影することができました。コロンビアミズアシナシイモリは、普段は砂に潜って隠れていることが多いので、貴重な食事シーンをぜひご覧ください!頭を動かしながら餌を探して、けっこう豪快に餌を食べる様子を見ていただけるかと思います。

動物園飼育第二係 川島 ひかり

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