小次郎、ありがとう
コビトカバのオス、小次郎が2011年2月28日に死亡しました。
この日の午前11時30分頃、観察している目の前で小次郎の左後ろ足が麻痺してしまい、その状態のままプールへ入ってしまいました。
すぐに水を抜いて治療を開始しましたが、そのまま息を引き取りました。
36歳と老齢ではありましたが、食欲旺盛で内臓は健康であったうえ、一昨年の11月にも同じような状況になりながらも回復させることができただけに、今回の小次郎の死については悔しいものがあります...。
小次郎は、年を取っても見た目にかわいらしく、遠方から小次郎目当てで来園されるお客さまも少なくありませんでした。
来園して35年、訪れる人を楽しませ、3頭の子供をもうけてくれた小次郎にはただただ感謝。
長い間どうもありがとう。
動物園飼育第二係 片岡 裕貴