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新年明けましておめでとうございます。令和４年も１月２日から開園することができました。今年の干支は"寅"ということで、スマトラトラの「クンデ」、そして昨年１２月から新しく東山の仲間となりました「アオ」ともども、本年も東山動植物園をよろしくお願いします。

「クンデ」

「アオ」

さて、名古屋市は令和元年に「SDGｓ未来都市」に選定されており、東山動植物園においてもSDGｓ（持続可能な開発目標）に向けた取り組みを始めております。例えば北園エリアで使用する電力は、市内の家庭に設置された太陽光発電による電力でまかなっています。

また環境教育の推進にも力を注いでいます。すでにご存知の方も多いと思いますが、昨年11月から環境教育解説員によるレクチャーツアーをスタートしています。解説員が園内を巡りながら展示動物を紹介するもので、開園日の11時から毎日開催しています。所要時間は約４５分です。１月の開催スケジュールの詳細はコチラからご確認下さい。

レクチャーツアーに参加することで、ただ動物を見て楽しむだけでなく、動植物や自然についての新たな気づきや視野を広げるきっかけとなることと思います。さらに地球環境のためにどう行動すべきかを考える場となりましたらこんなに嬉しいことはありません。この機会にぜひ体験して下さい。

ツアーの様子です

最後になりましたが、年末のトキイロコンドルの訃報に驚かれた方も多かったと思います。「トキさん」には長い間ご愛顧いただきこの場をお借りしまして感謝をいたします。世界的な長寿記録となり東山の歴史に長く刻まれることと思います。ウィズコロナのなか、皆さまにとって平穏な日常が一日も早く戻り、良き年となることを心よりお祈り申し上げます。