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新ゴリラ舎・チンパンジー舎がオープンしました

2018年09月21日(金)

9月6日、北園のアフリカの森エリアに「新ゴリラ・チンパンジー舎」がオープンしました。チンパンジーは6月5日から、ゴリラは6月19日から一般観覧ができない状態が続いておりましたので、約2か月半ぶりの新施設のオープンを心待ちにされていた来園者の方も多かったことと思います。たいへん長らくお待たせをしました。

オープン式典の様子.jpg

ゴリラとチンパンジーの新居には屋内展示場と屋外運動場があり、屋内の展示場の面積はともに国内で最大になります。広さだけでなく、天井も高く、まるでジャングルのようにロープが張り巡らせてあります。屋外の運動場には、8~15メートルのタワーが設置されており、野生と同様の樹上での生活が再現できるように工夫がされています。また、チンパンジー舎には道具を使って食べる姿を見ていただこうとアリ塚を再現し、アリの代わりに入れた蜜を食べる姿も見られます。

屋外の運動場(チンパンジータワー).jpg

オープン当日は絶好の秋晴れで、一般公開を待つ来場者を含む約500人の方が式典を祝った後に、屋内の展示場に移動しました。園児らがガラスに張り付いて歓声を上げると、若いチンパンジーや子どものゴリラが近寄ってガラス面をたたいて挨拶する場面が見られました。女性の方のお目当てはやはりゴリラのシャバーニのようで、久しぶりの対面に熱い視線を送り、ガラス越しでカメラに収めていました。

屋内の展示場(一般公開初日).jpg

オープンを迎えるに当たり、10年以上取り組んでいる「ゴリラ・チンパンジーの群れづくり」や6年かかった「施設の整備」、2年を要した「引っ越しトレーニング」など、皆で一つ一つ乗り越えてきた努力とチームワークの積み重ねとの想いがこみ上げてきました。特に京都大学の先生方、工事関係者の皆さんには特段の感謝を申し上げます。

屋外の運動場(ゴリラタワー).jpg

なお、今週からゴリラも少しづつですが、屋外運動場への慣らし訓練をスタートさせました。この後、日本初のゴリラタワーをシャバーニ家族がどう攻めるのか。ご来園の上、ぜひ、ご自身でお確かめ下さい!

動物園長  黒邉 雅実

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