ネコ科動物に関する動物講演会開催のお知らせ

2026年10月19日(月)
動物園

動物講演会

第1部「健康なのにタンパク尿? ネコの尿から見えた、においと完全肉食の不思議」
第2部「マタタビが教えてくれるネコ科動物のひみつ」

開催のお知らせ

令和8年11月3日(火・祝)に、ネコ科動物に関する動物講演会を2部制で開催いたします。ネコ科動物に特異的な生理機構や行動様式について化学的な視点から研究を行っている岩手大学農学部生命科学科教授の宮崎雅雄氏にお話しいただきます。

第1部 11時~
「健康なのにタンパク尿? ネコの尿から見えた、においと完全肉食の不思議」
人では腎臓の異常を疑うタンパク尿。ところが、ネコは元気な時も大量のタンパク質を尿に排泄します。好奇心からネコの尿を調べると、新しいタンパク質が見つかり、それがネコ特有な尿臭の生産に関わっていることも分かりました。さらに研究は発展して、ネコの尿がくさい理由と完全肉食に適応した体の仕組みとの深い関係も見えてきました。本講演では、一つの疑問から広がったこれまでの研究の歩みを、分かりやすく紹介します。

第2部 14時~
「マタタビが教えてくれるネコ科動物のひみつ」
マタタビを嗅いだネコは、葉に頭や顔をこすりつけたり、地面を転がったりします。これは「マタタビ反応」と呼ばれ、昔からよく知られている行動ですが、ネコはなぜこのような反応をするのでしょうか。岩手大学と名古屋大学の共同研究により、マタタビに含まれる有効成分を特定し、この反応には蚊を遠ざける効果があることを明らかにしました。さらに、国内外の動物園と協力して調べたところ、ライオンやジャガーなどの野生のネコ科動物にもマタタビ反応が見られる一方、まったく反応しない種がいることも分かってきました。本講演では、身近なイエネコから野生のネコ科動物まで、マタタビ反応の不思議と、その背景にあるネコ科動物の多様な暮らしや進化について、さまざまな映像を交えながら分かりやすく紹介します。

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日 時:令和8年11月3日(火・祝)
    第1部11時~、第2部14時~
場 所:本園 動物会館内レクチャーホール
講 師:宮崎 雅雄 氏(岩手大学農学部教授)
定 員:第1部・第2部とも各80名(当日先着順)
   ※第1部終了後レクチャーホールから全員退出していただきます。再度、第2部開始前に先着順で入場していただきます。
参加費:無料(要入園料)

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講師:宮崎 雅雄 氏(岩手大学農学部教授)

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