ライオンの「サン」が亡くなりました
- 2024年01月04日(木)
- 動物園
昨日(令和6年1月3日)、東山動植物園で飼育展示していたライオンの「サン」が亡くなりましたことをお知らせします。
高齢のため足腰が弱くなり、ここ数年はふらつくことがありました。1月2日まではメスのルナと共に運動場に出ていましたが、1月3日の朝から食欲がなくふらつきもひどくなったため、展示中止としました。その後、15時30分に寝室で死亡しているのを飼育係員が確認しました。
死因は老衰でした。
サンは平成13年に旭山動物園で誕生し、平成17年5月10日に来園しました。来園当初はおとなしい性格な反面、虚勢を張って担当者に向かって吠えることもありました。年齢を重ねることで性格が落ち着きました。
平成22年に来園したメスのルナと仲が良く、平成24年6月18日には2頭の仔(ソラ、ステラ)をもうけました。ルナが入院して不在だった時には、吠え声も小さくて張りがなくなりましたが、ルナが退院したとたんに声が大きく力強くなりました。運動場で一緒にいる時はルナにしつこく付きまとった結果、ルナからパンチをもらうこともありました。
令和4年9月19日には敬老の日にちなみ、長寿動物の表彰を受けました。
【献花台について】
令和6年1月5日(金)から1月14日(日)まで、ライオン舎に設置します。
※お供えはお花とお手紙のみ受け付けます。
在りし日のサン(2023年10月12日撮影)
いままでサンをかわいがってくださり、ありがとうございました。