ツシマヤマネコの「ごくう」が亡くなりました
- 2022年10月22日(土)
- 動物園
令和4年10月22日にツシマヤマネコの「ごくう」が亡くなりましたことをお知らせします。
亡くなったツシマヤマネコ
・愛 称 :ごくう
・性別 :オス
・年齢 :15歳(2007年5月9日福岡市動物園生まれ)
死因
頭部腫瘍
亡くなるまでの経緯
今年6月下旬に頭部が膨らみはじめ、検査で腫瘍と判明したため7月に切除手術を行いました。その後、経過観察してきましたが、10月22日朝、飼育員がツシマヤマネコ舎で死亡しているのを発見しました。老齢個体ということもあり、普段から特に気にかけて飼育を行い職員が手を尽くしてきており、とても残念です。
エピソード
2007年5月9日福岡市動物園で生まれ、対馬野生生物保護センター、沖縄こどもの国、福岡市動物園で過ごした後、2015年11月25日に東山動植物園へ来園しました。2016年、2017年、2018年にメスとの間に4頭の仔をもうけましたが残念ながら成育しませんでした。かわいらしい外見とメスに対して紳士的なふるまいをする性格で、ファンの多い個体でした。
献花台
10月23日(日)から11月6日(日)まで、ツシマヤマネコ舎前に設置します。
在りし日のごくう(令和4年2月21日撮影)