元気なアジアゾウの赤ちゃんが生まれました
- 2022年06月26日(日)
- 動物園
令和4年6月26日(日)午前0時24分、アジアゾウの「アヌラ」が元気な赤ちゃんを出産しました。
当園でのアジアゾウの赤ちゃん誕生は、同じく「アヌラ」の仔「さくら」誕生以来、9年ぶり2例目となります。これにより当園のアジアゾウは5頭になりました。
母の「アヌラ」、仔の「さくら」及び今回生まれた赤ちゃんは、安心できるように3頭一緒に過ごすため、しばらくの間は時間を制限して屋内のみでの観覧となります。(7月20日更新)
東山動植物園アジアゾウの赤ちゃんの愛称候補を募集についてはこちら
赤ちゃん(中央)、姉「さくら」(左)、母親「アヌラ」(右)
1 生まれた赤ちゃん
・性別:メス
・大きさ(推定):体重130㎏、体長130cm、体高110cm
2 出産したアジアゾウ
(1)名 前 「アヌラ」
(2)年 齢 20歳(2001年10月20日生まれ)
(3)来園日等 平成19年7月28日(スリランカ ピンナワラ・ゾウの孤児園より来園)
3 当園のアジアゾウ
・「ワルダー」メス 推定50歳(昭和48年来園)
・「アヌラ」 メス 20歳(2001年10月20日生まれ)母親ゾウ
・「コサラ」 オス 18歳(2004年5月11日生まれ)父親ゾウ
・「さくら」 メス 9歳(2013年1月29日生まれ)アヌラとコサラの第一仔
・赤ちゃん メス 0歳(2022年6月26日生まれ)アヌラとコサラの第二仔
4 アジアゾウについて
長鼻目ゾウ科、アジア東南部(インド、スリランカ、インドネシア、タイ等)の森林にメスを中心とした群れで生息する。乱獲や森林破壊等の影響で絶滅が心配され、近年野生での生息数は3万5千~5万頭ほどと推定されている。10歳頃から出産が見られ、繁殖は3~5年に一度行われる。妊娠期間は21~23か月。ワシントン条約附属書Ⅰ表、IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧IB類)。
赤ちゃん
母親「アヌラ」
父親「コサラ」