マレーグマの「マー君」が亡くなりました
- 2022年03月13日(日)
- 動物園
本日、令和4年3月13日、東山動植物園で飼育展示していたマレーグマのマー君(オス推定28歳)が亡くなりました。
マー君は1994年に東山動植物園に来園しました。おっとりとした性格で、のんびりと遊ぶ姿などがかわいらしく、大変人気がありました。2004年に来園したマー子との間に4頭の仔をもうけて種の保存に大きく貢献し、2018年には東山動植物園の長寿動物として表彰をうけました。
高齢なため、最近は動作が緩慢になり、日中も眠っていることが多くなりました。2月下旬に鼻腔から出血し、一時公開を中止して治療を開始しました。快方にむかったため3月には投薬治療を続けながら室内のみの展示を再開しましたが、残念ながら本日出勤した飼育係が亡くなっているのを確認しました。
長い間、皆様にとても可愛がっていただき、ありがとうございました。
【献花台について】
令和4年3月15日(火)から3月27(日)までマレーグマ舎前に献花台を設置します。
※お供えはお花とお手紙のみ受け付けます。
在りし日の「マー君」