ホッキョクグマのサスカッチが亡くなりました
- 2020年05月07日(木)
- 動物園
令和2年5月6日、東山動植物園で飼育展示していたホッキョクグマのサスカッチ(オス)が亡くなりましたのでお知らせします。
以前のブログ等でお知らせしたとおり、今年の1月中旬から食欲が大幅に低下し、動作が緩慢になっていました。
投薬や手術などを経て、3月には一時的に食欲が戻り元の量が食べられるようになるまで回復していました。
しかしながら高齢のためか動きは依然として緩慢で、食欲も再度しだいに減退していきました。
職員が懸命に看護治療を行ってきましたが、残念な結果になりました。
オスでは国内最高齢のホッキョクグマであったサスカッチは、1990年11月に来園し、幼齢時からずっと東山動植物園で飼育されてきました。
おっとりとした性格で、プールでのんびりと遊ぶ姿などがかわいらしく、長きにわたって多くの方々から可愛がっていただきました。
体調を崩してからは皆様からたくさんの応援の声をいただきました。
本当にありがとうございました。
なお献花台は、再開園後に設置する予定です。
在りし日のサスカッチ(オス) (2018年11月20日撮影)