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家族、マー族、長寿のマレーグマのマー子
2026年09月30日(水)
9月21日の敬老の日、東山動植物園の「長寿動物を祝う会」で、マレーグマの「マー子」が表彰されました。
皆様からもたくさんお祝いいただき、御礼申し上げます。
マレーグマは、東南アジアに生息する絶滅危惧種で、クマ7種の中で体が最も小さいのが特徴です。
国内7つの動物園で14頭の飼育しかありませんが、「マー子」はその中でも今年29歳の国内最高齢です。
繁殖の成果も大変優秀で、これまでに4頭を産み、子どもたちは今それぞれの園で元気に暮らしています。
「マー子」はクマの話題メーカーでもあります。
徳山動物園にいる第1仔の「マーヤ」は、頭を抱える特徴的なポーズをとる「ツヨシ」と仲の良いペアとしてマスコミで大きく取り上げられ、第2仔の「マーサ」(天王寺動物園)は、エサのサツマイモを持って食べながらの二足歩行で話題となりました。第3仔のオスの「マーチン」(豊橋総合動植物公園)は、来園者の大変多いゴールデンウィークに獣舎の壁の上まで登って騒ぎとなり、マレーグマの木登り能力の高さを知りました。「マー子」自身も「マーサ」や「マーチン」とともに「名前は知ってるけど~」の企業CMにも登場したこともありました。それぞれがキャラクターとしての人気だけでなく、マレーグマの生態や魅力も広く伝えてくれており、その貢献は大きいと思います。
「マー子」は表彰の時も高齢とは思えないほど元気な動きをしていましたので、まだまだ活躍してくれることを期待しています。
そして、仔の「マーヤ」、「マーサ」、「マーチン」、「マーネ」、もう亡くなっている仔の父親の「マー君」。「マー子」の家族はすべて名前に「マー」が付きます。
その一族を、家族ならぬ「マー族」と呼んでいるのは、私だけでしょうか。
動物園長 茶谷公一
