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種まきしませんか?
2026年09月03日(木)
9月になりました。日差しが強いですが、秋まきの草花や野菜の種まきシーズンです。
フラワー・ブラボー・コンクール(FBC)をご存じでしょうか?
学校の花壇で、子どもたちがみんなで力を合わせて、種子から花苗を育てて植え付け、花壇の出来栄えを競う事業です。1964年(昭和39年)に岐阜県からはじまり、愛知県・名古屋市・三重県・福井県・静岡県・滋賀県・長野県の中部七県一市が参加しています。
そのFBC事務局から春花壇用のパンジーのタネが配布されましたので、まいてみました。
まき方は、人によって独自な工夫があり若干異なりますが、まきやすい方法をお伝えします。
【準備するもの】
・種まき用の箱(育苗箱と呼んでいます)
今回は、少量用の育苗箱にまきます。
・育苗箱を受けるトレイ
水の受け皿です。
・種まき用土
市販の種まき用土の方が失敗は少ないです。自分でブレンドした土(山砂、鹿沼土小粒、赤玉土小粒、培養土、もみがら燻炭、パーライトなど)を使用することもありますが、発芽後の成長や手間を考えると市販の種まき用土の方が、使いやすいと思います。
・新聞紙と重し
育苗箱の底に敷いたり、播種後に育苗箱の上にかぶせたりします。新聞紙が飛ばないための重しも用意します。
・紙と細長い棒(ペン)など
パンジーのタネは細かいので、こぼれないように、紙を折った上に種をのせてからペン先など細長いものを使ってまきます。
・ラベルとサインペン
種の種類と種をまいた日付を記入するためのものです。
・板切れ(板の切れ端)など
育苗箱の土に溝を付ける時と土を平らにする時に使います。溝の中に種をまきます。
今回はタイルで代用します。
・じょうろ
優しく水が出るもの方が、土(種)が動かず適しています。
【まき床の準備】
・育苗箱の底に新聞紙を敷きます
(新聞紙は、縦に二つ折りをすると水が抜けやすいと、ベテラン同僚から教えてもらいましたので、そのようにしました)
・種まき用土をほぐした後、育苗箱に入れます
(種まき用土は袋の中で塊になっていることが多いため、手でほぐしてから育苗箱に入れます)
(用土が乾いている時は、全体を軽く湿らせます)
・板切れで表面を平らにします
・板切れで溝をつけます
溝の深さは5㎜程度、溝と溝の間隔は4.5㎝くらいを目安にします
【種まき】
・まく種の名前と今日の日付けをラベルに記入し、溝の端に差します
(これを怠ると、花が咲くまで色や品種がわからなくなってしまいます)
・紙を折って広げます。種を袋から取り出し、紙の上にのせ、まいていきます


(種と種の間隔は1㎝くらいです)
・周りの土を種の上にかぶせます

・板切れで土を平らにするとともに、上から少し押さえます

・育苗箱の上から、ハス口の細かいじょうろで、やさしく水をまきます
(上から垂直に水をまくと土(種)が流れにくいです)
・育苗箱の上に新聞紙をかぶせ、新聞紙が飛んでいかないように軽く重しをのせます。新聞紙の上からも水をかけます
(定規で重しの代用をしています)
【注意点】
・秋まきの種子の発芽適温は、20℃くらいが多いため、まだ暑い時期にまく場合の育苗箱の置き場所は、発芽するまでは冷房の効いている部屋など、涼しいところが良いです。
・新聞紙を毎日めくって芽が出ていないかを確認します。芽が出ていたら、すぐに新聞紙を取り除きます。
・発芽後の育苗箱は、自分の活動範囲内(目のよく届くところ)で、日当たりと風通しの良い場所を選んで置くのが基本です。よく観察できる環境が大切です。棚の上などの方が害虫の被害が受けにくいです。いろいろと場所を変えて育ててみると、最適な場所がわかってきます。
・発芽後に育苗箱を日陰に置くと、ひょろひょろになってしまうことが多いため、日光が当たる場所が良いですが、最近の猛暑下の直射日光の当たる場所では、遮光が必要な場合があります。
【ポット上げ】
・本葉が3から5枚になったら、培養土を入れた9㎝ポリポットに、1株ごと植えていきます。
いかがでしょう?
ご存じのように、何事も種をまかないと結果は出ませんし、改善もできません。FBCに参加している子どもたちとともに、さあ、この秋は種をまいてみませんか?
植物園 大橋
引用文献:
フラワー・ブラボー・コンクール (FBC) https://chunichi-event-han.jp/fbc/
