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幼鳥の季節です
2026年06月15日(月)
小鳥とリスの森の裏にスズメの幼鳥がいました。
スズメの幼鳥
大人と同じように見えて、口元が黄色いので一目で幼鳥だとわかりますね。
今の時期は、多くの鳥類が子育てをしています。
スズメの場合は、孵化から巣立ちまで2週間程度という短期間で巣立ちをするスピードで成長します。
巣立ち直後は上手く飛ぶことができず地上に降りて休んでいることも多くあり、この幼鳥も目をつぶってじっとしている様子から飛び疲れて休んでいるのでしょう。
愛らしいですね。
ここでやってはいけないのが、誤って保護しようとすることです。
巣立ちをした幼鳥は、親鳥に見守られながら上手に飛べるようになり、自分で餌を採れるようになっていきます。
写真の様な幼鳥を体調不良だと勘違いして人の手で保護をしてしまうと、見守っている親鳥と引き離してしまうことになります。
幼鳥にとって親鳥から生きていく術を学ぶ重要なタイミングです。
人では野生生物の親の代わりを務めるのは困難です。
無事に育て上げたとしても、その動物らしく生きていけなくなる可能性があります(動物園の人工哺育・人工育雛にも通ずる課題です)。
そうなってしまっては元も子もないですよね。
地上にはイエネコやシベリアイタチ、アライグマといった、人が持ち込んだ肉食動物が闊歩しています。
心配になりますが、せめて近くの植え込みに移動させる程度にしておきましょう。
毎年、環境省後援のもと、(公財)日本鳥類保護連盟、(公財)日本野鳥の会、NPO法人 野生動物救護獣医師協会が「ヒナを拾わないで!!キャンペーン」を実施しています。
すでにこのポスターを見てご存じの方も多いかもしれませんね(このポスターは日本鳥類保護連盟ホームページから自由にダウンロードできます)。
令和8年度ヒナを拾わないで!!ポスター
なお、写真の幼鳥は1時間後にはいなくなっていました。
立派に独り立ちできているといいですね。
動物園 加藤
