(植物園長の庭)明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。今年も東山動植物園をどうぞよろしくお願いいたします。
植物園内の施設では迎春の飾りでお客様をお迎えしています。
植物園門から入ってすぐの植物会館では、「ニューイヤーハンギングバスケット」を1月12日(月・祝)まで展示しています。

続いて、「也有園」にある「武家屋敷門」では、「あしの門松」を展示中です。これは元の所有者であった旧兼松家に伝わっていた風習を再現したものです。詳しくは、1月2日午後のボタニカルトークでスタッフが...。


「合掌造りの家」では花餅など里山の雰囲気を出した飾りが。




ここからは縁起の良い植物とされるものをいくつか紹介します。
まずはナンテン。名が「難を転ずる」という意味を持ちます。「合掌造りの家」周りや日本庭園などで見られます。
続いてマンリョウ。赤い多くの実をつけることから「万両」の名を持っています。写真は竹林で撮ったもので、園内のあちこちで見られます。


次はセンリョウ。名はマンリョウに対応して付けられたようです。こちらはマンリョウと違って上向きに実がつきます。センリョウは、日本庭園に面した広い園路の山側で見ることができます。
ちょっと珍しいのはカラタチバナ。「百両」の別名があります。也有園の茶室「宗節庵」の植えこみで見られます。


最後に一両と十両を紹介。アリドオシという植物は鋭く細いトゲがアリをも突き通すとの意味がありますが、赤い果実が次の開花まで残ることから"千両万両有り通し"の言い回しのほうがよく知られています。
十両はヤブコウジで、秋に赤くなった果実が翌春まで楽しめます。
アリドオシは東海の森杉の木谷に1株だけあります。ヤブコウジは「圭介の庭」に植えてあります。
1両から万両まで確認できたら、「億両」も確認してみては。1両の隣に「億両」ことミヤマシキミがあります。その後に初夢くじを買ってみてはいかがでしょうか。



寒さ対策を十分にしてお楽しみください。
植物園長 下総








