メダカ館の春の裏側(タナゴ編)
先日ブログでお伝えしたタナゴ達ですが、何種類かこの時期にバックヤードで人工授精を行って繁殖させています。
なぜわざわざ人工授精を行っているのかというと、タナゴの仲間は二枚貝に卵を産み付けるのですが、この二枚貝を飼育する技術が確立されていないためです。
①産卵管がしっかり伸びたメスから採卵します。
②オスから採精します。
③採取した卵と精子を混ぜ授精させます。
④授精卵を保温庫(温度を一定に保つ機械)で20℃で保管します。
⑤3日ほどで孵化します。
ぜひ動画でご覧ください。
今シーズンはミヤコタナゴ、ニッポンバラタナゴ、スイゲンゼニタナゴ、シロヒレタビラ、アブラボテを人工授精で繁殖させており、ヤリタナゴも計画中です。
ミヤコタナゴの紹介
https://www2.higashiyama.city.nagoya.jp/point/detail/238/
動物園 渡邊