台風一過になるかな
台風襲来の前日にこの原稿を書いているので、本日9月1日の開園がとても気になるところです。
台風が無事過ぎ去ることを願い、その後に皆さんを迎えてくれるであろう植物たちを紹介します。
洋風庭園にある「圭介の庭」ではゲンノショウコが咲いています。
近くには、アゲハチョウの幼虫に食事を提供し終えた(つまり、随分と食べられた)アシタバも健在です。
すぐ近くの池では温帯スイレンが花盛りです。
反対側にある熱帯スイレンの池では、パラグアイオニバスが咲いています。(写真は一日目の白い花です)
合掌造りの家の前にある湿地園では、ミソハギとサギソウが名残惜しそうに。
源氏の庭では、オミナエシがまだまだ花盛りです。
山の上のお花畑に行く途中では、カラスビシャクが咲いています。(撮影後に名札を付けてもらいました)
お花畑ではセイヨウニンジンボクとトウテイランが。トウテイランは洞庭藍と書く在来種の花ですが、花色が中国の洞庭湖の水のように美しいことから名付けられました。
台風が去ると少しは涼しくなるかな。しばらくは十分な熱中症対策をしてお越しください。
雨具もお忘れなく!
植物園長 下総勝義