(植物園長の庭)春が待ちきれないようです
二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」は、冬ごもりの虫が動き出す時期で、3月5日になります。
しかし寒暖激しいこの頃、植物達は例年より早く咲き始めているものがあります。目下の状況をかいつまんで紹介します。
園内のあちこちにあるアセビが咲き始めてきました。
一部には、紫色の花を咲かせるコバノミツバツツジがチラチラと。
シュンランは...まだ咲いていませんが蕾が上がってきました。
私の頭の中にある花暦が全く合いません(汗)。
目下の開花状況を以下にご紹介。
桜は、「河津桜」が満開を過ぎ葉桜に変わる兆しがありますが、1日時点では見頃です(雨風が心配)。お隣の「椿寒桜」は八分咲きでこちらも見頃です。
同じく桜品種の「オカメ」も満開近しで見頃です。
最後に、ピンクネコヤナギを紹介。
何だか画面がピンクになってしまいました。
重文温室もメンテナンスを終え、写真のボーモンティアを始め皆さんをお待ちしております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
植物園長 下総勝義