支えてもらっています
10月のとある休園日、動物園内の樹木管理をする部署の職員が、伸びたカシの木を剪定している所に出くわしまして、それを欲しいですとお願いしたところ、いつものように快くオッケーと言って作業終了後にゾウ舎まで届けてくれました。
また、とある休園日に名古屋市内の公園や街路樹を管理している部署から動物園に連絡があり、大量のカシの木を動物園に届けてくれました。
また、とある休園日に無農薬バナナ栽培をしている社会福祉法人から、葉っぱ付きの大量のバナナの茎(10㎏~40㎏を30本程度)をはるばる岐阜県から動物園に届けに来てくれました。(トラックから降ろすだけでも大変な作業です。)
また、その他にもこういった物を日々ゾウ達のエサとして利用させてもらっています。
キリンから出たカシの枝
クロサイから出たカシの枝
レッサーパンダから出た竹
ゴリラから出たカシの枝
私たち飼育員も木の枝を採りに行きますが、5頭のゾウ達が満足する量を確保するのは結構な労力が必要です。ですのでこういった寄付や協力はめちゃくちゃ助かります。
多くの方々の支えがあって今日も東山動植物園のアジアゾウ達は元気に暮らしています。
動物園飼育第一係 谷 佳明