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新ジャガー舎がオープンしました

2023年10月24日(火)

10月24日、北園に新ジャガー舎がオープンしました。
オープン当日の式典にご参列いただいた皆様、また、式典を盛り上げてくれた東山保育園の皆様、そして、ご参加いただきました来園者の皆様に改めて感謝を申し上げます。

式典.jpg

さて、オープンした新ジャガー舎は、屋内の展示室にはネコ科では珍しく泳ぎの得意な生態を観察していただけるようにジャガー舎としては深さ日本一となる温水プールを備え、園内の樹木や擬木で生息地の環境を再現しております。また、屋外運動場には斜面の立地を生かした岩場やプールがあり、ジャガーが駆け上がったり、水辺でくつろいだりする姿を観察できるつくりとなっています。
より自然に近い環境を再現したことにより、南アメリカで生態系の頂点にいるジャガーの動きを存分に発揮できる広い動物舎でのびのびと暮らす様子をご覧いただけます。
王子動物園(神戸市)から来園しましたジャガーの「マヤ」は、今回の新施設のオープンに合わせてのお披露目となりました。現在、新しい環境に慣れてもらっている最中ですが、この施設で様々な姿を皆様にも見せてくれることを期待しています。

ジャガー(マヤ).JPG

学習展示も充実しており、ジャガーの生態や生息環境についての解説や、ジャガーの故郷であり、また、名古屋市と姉妹都市であるメキシコ市があり、さらに東山動植物園と姉妹動物園であるチャプルテペック動物園もある「メキシコ」の文化や、ジャガーとメキシコ文化との関わりを紹介した展示もありますので、是非ご覧ください。

 
さらに、10月29日(日)まで姉妹動物園ウィーク特別企画として、メキシコとジャガーに関するクイズラリーを開催しています。ラリーのクイズの中には、ジャガー・ヒョウ・チーターとの模様の違いに関するものもあります。黒色ジャガーである「マヤ」もよく観察していただくと模様が見えますが、本園の食肉小獣舎で飼育している黄褐色ジャガーの「アスカ」を観察していただくと実際の模様がよく見えますので、黒色ジャガーと黄褐色のジャガーの両方をご覧いただくと面白いかもしれません。

ジャガー(アスカ).jpg
最後に、現在、東山動植物園では秋まつりを開催しており、10月7日に開館30周年を迎えた新ジャガー舎の隣にある「世界のメダカ館」では特別展などイベントが盛りだくさんです。是非、この機会に東山動植物園にお越しください。

動物園長 山口 浩明

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