植物園~みんなの植物楽(がく)~を開催しました。
星が丘テラスと植物園が連携して、植物園の魅力を知り、楽しく歩くための連続講座(毎月第3土曜日午前中)を行っています。
今回は、植物園の日(5月4日は、みどりの日ですが、植物園の日でもあります)の、特別企画として、下総植物園長の講座で、園内植物についての情報提供を行った後、園長の案内で園内を楽しんでいただきました。下総植物園長は、この4月から東山植物園の園長となり、園内の案内は今回がデビューです。
星が丘テラスの受付時にテラスのスタッフが受講された皆さんに、花かんむりを頭に載せてくださいました。花かんむりを載せられると、途端に皆さん少年少女のお顔に(^^)/。園長の頭にも、よく見ると花かんむりが!
星が丘門から植物園に入園して、トンネルを抜けると、パッと緑が広がり、空気もすがすがしい、鳥の声もあちこちから聞こえて、門外の喧騒とは大違い。こんな景色が、星が丘からたった10分足らずで味わえるなんて、、、もう別世界です。皆さんようこそ東山動植物園へ。
ここから、今日は園長のとっておきのおすすめな場所を案内します。。まずは、野はらビオトープでホオノキの花を。
朴葉みそや、朴葉もちは知ってるけど、、花は初めて見る方もいるかな。
合掌線沿いでは、ムサシアブミやユキモチソウなどのサトイモ科の植物を見たり。サトイモ科ですが、食べることはできません。
合掌線の新緑の中を、洋風庭園へ。
令和3年美しくよみがえった重要文化財温室の前で温室について説明。室内は花マップ片手にゆっくり見ていただくことに。
そして最後は、「伊藤圭介の庭」の前で解散しました。伊藤圭介は、 名古屋出身の理学博士。朝ドラ「らんまん」の主人公のモデルとなった 牧野富太郎の師の一人でもあります。
お天気にも恵まれ、自然の中で気持ちのいい時間をお過ごしいただけたことと思います。
次回の「植物園~みんなの植物楽(がく)~」は、5月20日(土)植物園元園長の谷口アドバイザーが講師となります。次の季節、またどんな植物に会うことができるか楽しみにしてくださいね。皆さまのお越しをお待ちしております。
植物園緑地造園係 今井田 春美