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寒の内(星が丘門花便りNo.149)

2023年01月27日(金)

星が丘門花便りNo.149

うさぎ年になりました。新年おめでとうございます。こちらは星が丘門公園愛護会です。毎月第1水曜・第3水曜の10時半から約1時間、東山動植物園の星が丘門周辺で花ボランティアをしています。
本年の仕事始めは1月18日。寒の内にもかかわらず10名以上が集まり、花殻摘みや草取り、掃除に励みました。
写真①_無害化済.jpg写真②_無害化済.jpg写真③_無害化済.jpg

表題の「寒の内」とは、小寒(今年は1月6日)から立春(今年は2月4日)の前日までをいい、「寒」や「寒中」ともいう一年で最も寒い時期。だからメンバーの防寒対策は万全です。
12月に植えた苗のうち、寒さに耐えきれなかったのでしょうか。アリッサムが瀕死状態でした。自宅の庭なら様子を見るとか延命措置を取るなどしますが、星が丘門に至るまでのお客様をがっかりさせてはいけないので、弱っているものは思い切って抜きました。するとご覧の通りスッキリ!


写真④_無害化済.jpg

モミジとツワブキの花壇に植えたハボタンが凛としていたので思わずパチリ。
写真⑤_無害化済.jpg

この時期は花が少なく寂しいですね。例年なら武家屋敷門あたりにフクジュソウが咲いたり、ロウバイも見頃。次回の活動の際は春の気配を探したいと思います。
さて、東山動植物園で活動をしているのだから、俳句に「東山」が詠まれたものがないものか調べてみました。そしたら...ありました!
東山静かに羽子(はね)の舞ひ落ちぬ  高浜 虚子(たかはま きょし)

夏井いつきさんの解説によれば
東山という山があるのかと思う人もいるだろう。京都の町中から東を見たとき、なだらかに連なる山々が東山。その東山を背景に静かに舞い落ちる羽子の美しさ。

東山は東山でも名古屋ではなく京都でした。残念。で、羽子とは、羽根つきの羽です。
うさぎのように、羽子のように飛躍の年でありますように。

令和5年1月22日 星が丘門公園愛護会会長 濱田淳子

(担当:植物園緑地造園係 丹羽 幸恵)

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