年の暮れ(星が丘門花便りNo.148)
2022年12月12日(月)
星が丘門花便りNo.147
こんにちは。星が丘門公園愛護会です。毎月第1水曜・第3水曜の10時半から約1時間、東山動植物園の星が丘門周辺で花ボランティアをしています。
今回は11月16日と12月7日の活動についてご報告します。16日は花殻摘みや草取り、水やり、掃除に励みました。
日の当たる坂道が素敵でしょ。登りはつらいけれど、上から見た景色はなかなかのもの。
星が丘テラスは既にクリスマスムードが漂っていました。
そして12月7日は植替え日。星が丘テラスは2階通路の寄せ植えもクリスマスモード。
星が丘門に着くと花苗がたくさん揃えてありました。ビオラ、ストック、アリッサム、ハボタン、シルバーレース。白やピンク、クリーム色に薄緑...春を待つ色彩です。
歩道花壇、歩道の丸花壇に苗を配置したのが以下の写真。
どのプランターにも苗が過不足なく置かれたのを確認してから植え込みスタート。
余った苗はツワブキとモミジの花壇に少しずつ植えました。
約40分で植え込み完了。どの花も可愛くて。(=^・^=)
でも、ここで安心してはいけません。水やりを怠ると、せっかくの花々がしおれてしまいます。たっぷり丁寧に水を与えました。
さて今年もあと少しで終わります。12月も押し詰まった頃を「年の暮」といいますが、
この「年の暮」を使った俳句が良いのです。
ともかくもあなたまかせの年の暮 小林 一茶(こばやし いっさ)
以下、夏井いつきさんによる解説です。
金があろうがなかろうが、威張らずおごらず卑屈にならず。「あなたまかせ」とは本来、阿弥陀如来の力にまかせるの意。全て御仏のみこころ次第の「年の暮」である。
小林一茶は江戸時代を代表する俳人。65年間の生涯に、2万句もの俳句を世に送り出したそうです。「あなたまかせ」の「あなた」が、配偶者や友人ではなく、「御仏」(みほとけ)だったとは‼ 人生は学びの連続ですね。皆様、良いお年を。(=^・^=)
令和4年12月8日 星が丘門公園愛護会会長 濱田淳子
(担当:植物園緑地造園係 丹羽 幸恵)