マレーバクのヒサの食事
今回は東山動植物園にいるマレーバクのヒサの紹介をします。
ヒサは2006年2月7日に当園で生まれた雄で、現在16歳です。
野生のマレーバクは森の中に生息し、日中は休むことが多く、日が沈む頃から活動します。ヒサも夕方近くなると活動的になることが多いです。
朝刈り牧草(約10kg)、
乾草(チモシー、ルーサン)(約3kg)、
枝(シラカシ、ヒサカキ、トウネズミモチなど)(3本)、
草食獣用ペレット(700g)、
野菜・果物(にんじん、リンゴ、バナナ)(約1kg)
これらをヒサの体調をみながら調整しつつ、1日に4~5回に分けて与えています。
食事の他にもバクの体調管理で重要なことがあります。それはブラッシングです。ブラッシングをしてバクに横になってもらい、足や爪の状態をみています。2か月に一度の採血時もブラッシングで横にして採血しています。
東山動植物園にご来園の際はヒサに会いに来てください。
動物園飼育第一係 谷 佳明