もしかして印象派?(星が丘門花便りNo.142)
2022年06月06日(月)
こんにちは。星が丘門公園愛護会です。毎月第1水曜・第3水曜の10時半から約1時間、東山動植物園の星が丘門周辺で花ボランティアをしています。
6月は1日と15日が活動日。1日の様子をレポートします。今回の心配事は5月18日に植えた苗が元気に育っているか。
星が丘自動車学校近くの歩道の円筒形のプランターは大丈夫でした。雑草を借景にパープルの貴婦人たちといった風情も素敵です。花はアンゲロニアとセンニチコウ。
坂を上り、やや元気のないアンゲロニアに遭遇。水持ちの悪いプランターなのかしら。
さらに坂を上ると入口です。入口のプランターは表札のようなものと思っているのですが、とってもいい感じ。配色の影響かもしれません。白をさし色にすると涼しげです。
切符売り場の手前のプランターがこちら。リュウキンカやハツユキカヅラのグリーンをお供にアンゲロニアとセンニチコウが来園者をお出迎えしています。この色合い、どこかで見たような...としばし考えて、「印象派」の絵画のようだと気付きました。またもや自画自賛ですが、本当に美しいですよ。(=^・^=)
そういえば、ハツユキカヅラが復活したのです。刈り込みすぎて一時は絶滅したかと案じていましたが、この通り美しい姿になりました。
ゴールデンウィーク前に全盛だったモッコウバラは花が終わり、枝や葉が伸び放題に。剪定するのはOさんです。ご自宅にもモッコウバラがあるそうで、手際よく作業は進みます。
剪定後の枝葉を片付け掃除をしたらこんなにきれいになりました。
その間、草取りをする人、水栓と格闘する人...と分業で作業は進みます。
夏の園芸のメインイベントは水やりです。坂の下までホースを持っていき円筒形のプランターに水やりをしたのはMさん。
直方体の大きなプランターにはOさんが水やり。ホースが届かない微妙な位置のプランターにはジョウロが有用。なので、ホースからジョウロへ水を移しているところも写真に収めました。
作業の終盤に、一人の男性がプランターの前で調べ物をしている様子。
「どうしました?」と聞けばセンニチコウはわかるが、もう一種類は?...とのこと。
「名札がありますからご確認くださいね」と、植物園スタッフのNさんが作った名札まで案内しました。
星が丘テラスのSさんが作った案内板もあちこちに貼りました。
活動に興味のある方は声をかけてくださいね。
活動後、園内を散策したら、日本庭園入口には水色のアジサイが咲いていました。
合掌造りの家のそばにバス停があり、花園橋まで行くバスが来たので乗せてもらいました。らくちんだし、緑の風を感じる幸せな車中でした。
木漏れ日の中の散策はとても気持ちが良いものです。無理せず焦らず健康を保ちたいものです。帰りに星が丘テラスで白いアジサイを見つけました。
令和4年6月4日 星が丘門公園愛護会会長 濱田淳子
(担当:植物園緑地造園係 丹羽 幸恵)