歴史的建造物
桜の季節もあっという間に終わり新緑の時期になりました。
今回は動物の話ではなく東山動植物園のライオン舎のお話です。
昭和12年(1937)に動物園が開園して以来、園内も再生プランによって新しい施設ができてきましたが、当時の造りを残している一つがライオン舎です。
S17年当時のライオン舎
ドイツのハーゲンベック動物園の監修の元、当時の動物園では前例のない無柵放養式という檻のない展示でした。
太平洋戦争という悲惨な時代も乗り越え、いまでも皆さんに愛されている施設の一つです。
ライオン舎ジオラマ
平成18年頃のライオン舎
動物園飼育第一係 小野有宏