花の雲
2022年04月10日(日)
星が丘門花便りNo.139
こんにちは。星が丘門公園愛護会です。
毎月第1水曜・第3水曜の10時半から約1時間、東山動植物園の星が丘門周辺で花ボランティアをしています。
令和4年度の活動が始まりました。初日の4月6日は総会を行い、本年度の活動計画を話し合いました。
総会後は清掃活動や水やりをしました。
暖かくなったし、桜が見ごろなので、入園者が次々と星が丘門へ。
チューリップがサーモンピンクの花を咲かせてくれました。
肥料をきちんと与えたおかげでしょうか、パンジーもクリサンセマムムルチコーレも元気いっぱい。
沿道のプランターの花殻を摘んだり雑草を抜いたりする作業が楽しくなります。
星が丘門入口の白いプランターも、ピンクと黄色の花のおかげでグッと若返りました。
モミジとツワブキの花壇は、秋には映えるけど春はイマイチ...と思っていましたが、今年はムスカリがたくさん咲きました。
何年か前に、春の花壇の縁取りに...と植えた球根が、年月を重ねるうちに増えたのでしょう。
いたるところに咲いて、青い炎のようです。
春の光を浴びながらみんなで草取り。ですが、後ろから見ると潮干狩りのようにも(笑)
「今年はモッコウバラが早く咲くかも!」と、Oさんが弾んだ声で知らせてくれました。「ツボミがたくさんついてるもの。来週あたりには咲きそうよ」
モッコウバラは、星が丘門の入り口右側のフェンスに巻き付いて咲きます。
今は葉っぱとツボミなので緑色ですが、花が咲いたらドレスのように華やかです。
ゴールデンウィークよりも早めにおいでいただくと美しい姿を見ることができると思います。
桜を見ようと、活動後はお花畑近くの桜の回廊へ行きました。
なんと、八重桜が咲き始めていました。びっくり。今年の桜は、かけ足が得意なのかもしれません。
表題にちなんで、桜を詠んだ句を紹介します。
咲き満ちてこぼるる花もなかりけり 高浜 虚子
風に落つ楊貴妃桜房のまま 杉田 久女(ひさじょ)
花の雲鐘は上野か浅草か 松尾芭蕉
芭蕉の時代、江戸の鐘といったら、上野か浅草だったのでしょうね。
尾張の鐘なら...どこかしら。(=^・^=)
令和4年4月8日 星が丘門公園愛護会会長 濱田淳子
緑地造園係 野村 幸央