ツバメ、来る(星が丘門花便りNo.140)
2022年04月27日(水)
こんにちは。星が丘門公園愛護会です。
毎月第1水曜・第3水曜の10時半から約1時間、東山植物園の星が丘門周辺で花ボランティアをしています。
令和4年4月20日の活動について。
空は青く澄み渡り、ガーデニングには絶好のお天気。5名が集まり、草取り、チューリップの剪定、パンジーの花殻摘みをしました。2日前に大量の雨が降り、プランターの土は湿っており、週末は雨が降るとの予報が出ていたので、今回の水やりはパスしました。
今回の注目スポットはモッコウバラ。139号で紹介した通り、全開です。僅か1本の茎から枝を延ばし葉が茂り、花の数は数え切れません。約5メートルほどの金色いドレスのような生垣がこちらです。
モッコウバラのアップはこちら。
さらにアップするとこちら。どの花も様々な表情を見せてくれて素敵です。
クリスマスローズの花は終わりましたが、その足元にはアジュガが青い炎のように咲いています。幻想的な雰囲気に圧倒されました。
青いパンジーのバックヤードにたたずむ姿も大人の雰囲気。
前々回は小学生の隊列のようだったクリサンセマムムルチコーレ。すくすく成長して高校生ぐらいになりました。肥料をたっぷりあげた甲斐があったね...とOさん。
そして、帰りがけにもう一度モッコウバラを目に焼き付けました。
星が丘門は、青と黄色の花に彩られておりましたが、星が丘テラスは今回もファンタジックな色彩。
我々のチューリップは咲きすぎていたので剪定しましたが、星が丘テラスの黒いチューリップは最高の美しさ!
星が丘三越の東の沿道の小さな花壇の可憐な隊列も、目を楽しませてくれました。
花に見とれていたら、空気を切り取るような気配。顔を上げたら、ツバメが猛スピードで飛んでいました。なので、今回の表題は「ツバメ来る」にしました。ツバメにまつわる楽しい句をご紹介します。
初燕 何時もなにかに追はれゐる 根岸 善雄
巣を守る 燕のはらの白さかな 炭 太祇(たん たいぎ)
毎年、星が丘テラスに巣を作るツバメに癒されています。命の誕生の喜び、懸命な子育て等々、教わることって多いですね。(=^・^=)
令和4年4月24日 星が丘門公園愛護会会長 濱田淳子
(担当:植物園緑地造園係 丹羽幸恵)