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東山の最強ハンターは?

2022年03月26日(土)

名古屋市科学館の特別展「大地のハンター展」(3/12~6/12)に行ってきました。今回は"動物のハンティング"がテーマです。

大地のハンター展(市科学館).JPG大地のハンター展(市科学館)

われわれ生き物は地球上でつながっています。大地の栄養と太陽のエネルギーの恵みを受け酸素と蛋白質を生成する植物。その植物を栄養源とする草食動物。草食動物を捕食する肉食動物。さらにそれらを襲う高次の肉食獣。さらに生き物には寿命があります。その亡骸や排泄物は分解して大地に栄養を与える微生物などの分解者が存在します。自然界はバランスで成り立っており、ハンターも生態系の一員です。

動物界のハンティング技術を高めるきっかけの一つに「眼」の進化があると考えられています。音や気配だけでなく、眼でしっかりと獲物をとらえ、その距離を測ることができれば、狩りの成功率は飛躍的に高まります。反対に狙われる側は、眼でハンターの動きを広い範囲で監視できれば、いち早く危険を察知して逃げられます。大地のハンター展ではそうした多様なハンティング技術が紹介されています。

ライオンの眼.jpgライオンの眼

シマウマの眼.jpegチャップマンシマウマの眼

こうした、「狙う」「狙われる」の関係が眼をはじめ様々な身体の能力を進化させ、生き物の多様性を高めることにつながったと言われています。東山動植物園内の動物会館(正門噴水横)にはサバンナの動物たちの"生きるか死ぬか"の緊迫した営みを再現したコーナーがあります。ライオンとシマウマの狩りの様子を再現したジオラマです。そしてライオンと並ぶ最強ハンターは、森ではトラでしょうか。代表的な獲物はシカですね。

必見!動物会館のジオラマ(サバンナの狩り).JPG必見!動物会館のジオラマ(サバンナの狩り)

この特別展にちなんだ展示パネルを動物会館で紹介しています。そこにあるクイズ2問と大地のハンター展のクイズ2問の計4問を解くと抽選で賞品のプレゼントがあります。その他に春まつり期間中(3/19~5/8)は絶滅危惧種ウォークラリーも開催しています。この機会にご来園いただき、2つのクイズラリーにぜひご参加下さい。

※5/8(日)までの土日祝日の入園には、原則、事前予約が必要です。詳細をコチラでご確認のうえご来園ください。

動物園長 黒邉雅実

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