令和4年1月30日（日）に第34回東山再生フォーラムを開催しました。
2022年03月31日(木)
令和4年1月30日（日）に第34回東山再生フォーラムを開催しました。
今回で34回となるこの再生フォーラムでは、令和３年４月にリニューアルオープンしました重要文化財温室前館をはじめとする植物園の新たな魅力について、講演とパネルディスカッションを行いました。
講演では、名古屋市立大学名誉教授の瀬口哲夫さまを講師にお招きしました。瀬口さまは、歴史的遺産を活用した街づくりについての調査研究や実践活動を行っており、『温室前館保存及び活用に関する検討委員会』においても委員長として、重要文化財温室の保存修理事業に携わっていただきました。
講演では、「重要文化財東山植物園温室前館の魅力」というテーマでお話いただき、重要文化財東山植物園温室前館がなぜ曲線デザインになったのかなどを時代の背景を交えながらわかりやすく説明いただきました。
また、パネルディスカッションでは、パネリストとして、ご講演いただいた瀬口哲夫さまの他、前高知県牧野植物園園長の水上元さま、MAISONETTE Inc.代表取締役の山本雄平さまをお招きし、東山植物園の魅力について、ご自身が運営されていらっしゃる事業の広報戦略や、どのように情報発信を進めるとよいかなどを紹介していただきながら、討論をしていただきました。
いただいたご意見を参考にしながら、皆様に愛される東山動植物園であり続けるよう取り組んでまいります。
なお、フォーラム冒頭では再生整備課長より「東山動植物園の再生事業の取り組み状況」についても、報告させていただきました。
コロナ禍での開催により、募集人数を縮小せざるを得ない状況となりましたが、今回ご参加いただけなかった方々にも、当日の講演の様子をご覧いただきたいと考え、編集動画を添付いたしました。是非ご覧ください。
今後もみなさまに満足していただけるような講演を企画してまいります。
たくさんのご応募をお待ちしております。
東山総合公園再生整備課 相川 由貴
