梅にウグイス?(星が丘門花便りNo.137)
2022年02月21日(月)
こんにちは。星が丘門公園愛護会です。毎月第1水曜・第3水曜の10時半から約1時間、東山植物園の星が丘門周辺で花ボランティアをしています。
例年2月は植物の成長が控えめで掃除や草取りの手間が少ないので、矢場町のフラリエ(旧ランの館)へ社会見学に行ったりしていました。昨年はコロナの感染が拡大していたので自粛していましたが、今年こそは...と楽しく計画していたのでした。ところが、まん延防止等重点措置が延長になってしまい、2月16日は社会見学ではなく、いつも通り花ボラ活動をすることにしました。当日は潔いほどの晴れ。私たちはツイてます。
落葉拾いや掃除に励みました。
パンジーは青も黄色もが次々に咲いて、プランターの中で行進しているみたい。
そして今回のトピックスは、クリサンセマムムルチコーレの開花!
よく見れば、チューリップの葉っぱも顔をのぞかせているではありませんか。まだまだ寒いけれど、植物は春の兆しを感じながら成長しているのだと感動しました。
活動後、梅は咲いたかな...と園内を散策しました。「早春の小径」の先にはロウバイが輝いていました。
「梅の谷」の梅は開花が遅い。今年は寒すぎるからかしら...と、階段を上り、「お花畑」の奥の「梅の丘」まで足を延ばしてみました。
「お花畑」はあいにく工事中で、「梅の丘」が目立たない。でも、紅梅は咲いていました。更に歩けば白梅もちらほら。
梅を見あげていたら、鳥が枝にとまりました。
「ウグイスかな?」「メジロじゃないよね?」などとざわつき、写真を撮ろうとモタモタしていたら、鳥は飛び去ってしまいました。一声、鳴いてくれたらよかったのに。鳥のこと、もっと勉強しなくては...と思いました。
椿もこの時期が見頃なので、帰りがてら「椿園」に寄ってみました。でも、思ったほどには咲いていなくて...。やっぱり今年は寒すぎるのでしょうね。椿のアップと、「合掌造りの家」の東隣に咲いていた椿をご覧ください。
さて、「梅の丘」の枝にとまった鳥がウグイスかどうかわからないけれど、ウグイスをテーマにした俳句を見つけました。
鶯のとびうつりゆく枝のなり 横光利一
うぐひすの次の声待つ吉祥天 加藤知世子
春らしい日が日に日に増えていきますように♪
令和4年2月20日 星が丘門公園愛護会会長 濱田淳子(担当:植物園緑地造園係 野村幸央)