椙山女学園大学との連携による動画の制作について
2021年12月21日(火)
植物園には、現存する日本最古の公共温室で、開園当時、「東洋一の水晶宮」と呼ばれた国の重要文化財「名古屋市東山植物園温室前館」があります。
この温室前館をPRするため、令和3年度、学官連携による紹介動画を制作しました。
その取り組みについて、少しご紹介します。
動画の制作については、椙山女学園大学文化情報学部メディア情報学科の栃窪優二教授の栃窪ゼミの学生(3年生)さんと植物園の職員で行いました。
ゼミの学生さん6名が卒業研究の一環として制作しました。
制作の流れは、令和3年6月から東山動植物園において、打合せや温室前館など下見をした後、9月に現地で撮影ロケを開始するとともに、大学スタジオで映像編集して、12月に完成しました。
動画では、学生リポーターさん2名を起用して、インターネット公開を前提に短い期間で、制作しました。
動画を見た感想は、6分間の中で学生リポーターさんがはきはきと説明してくださり、コンパクトにわかりやすく温室前館が紹介されていました。
12月10日(金)に栃窪教授およびゼミの学生さん4名が植物園にご来園され、学生さんから動画データとDVDを岡本植物園長と私に手渡しでいただきました。
受領後、学生の皆さんは、私たちと朗らかに談笑していただき、ありがとうございました。
当園職員としては、感謝、感謝です。本当に良い動画ができあがりました。
動画制作を振り返れば、当園の職員が温室前館の説明をしている時に、学生の皆さんは真摯に耳を傾けてくださり、大変好感が持てていました。
これから、この動画を活用して温室前館をPRしていきたいと考えています。
栃窪教授始め学生の皆さん、本当にありがとうございました。
植物園 指導園芸係 石川和之