立秋を過ぎたら残暑見舞い(星が丘門花便りNo.107)
2019年08月10日(土)
毎年、8月8日ごろは立秋。秋はすぐそこ...と言いたいですが、本日も36℃近くまで気温が上がり、星が丘駅から植物園の星が丘門まで歩いてくるだけで、汗だくになりました。働く前に水分補給。それでも汗が止まらん、いやはやたまらん。
こんなダジャレが言えるうちはまだ大丈夫...かな。
こんにちは。星が丘門公園愛護会です。毎月第1水曜と第3水曜の10時半から約1時間、東山動植物園の星が丘門周辺で花ボランティアをしています。
自動車学校の沿道の、ベゴニアとガザニア。7月17日はベゴニアが優勢でしたが、この2週間で形勢逆転。ガザニア復活の兆しです。
どのプランターも土が乾き、花たちが「のどが渇いたよ」と訴えているよう。早速、MさんとAさんが共同で水やりをしました。メンバー中ただ一人の男性Mさんも別のプランターで水やり。
黙々と草取りをするのはWさん。いつも集合時間より早く来て、ホントに働き者。
モッコウバラの剪定をして、背中まで汗びっしょりのOさん。花が咲いていない時期も、葉の剪定をして風通しを良くすれば、来年も美しいバラが咲くはずです。
「毎年この季節はトマト柄の手ぬぐいなの」と遠くからでも一目でわかるHさん。ほっかむりした手ぬぐいにはアイロンがピシッとかかり、堅実な生活ぶりがうかがえます。
この猛暑で花はくたびれ果てています。その中でけなげに咲いていたのがサルビアでした。
他の花も、少しでもきれいに見せようと、花殻を摘むFさんたち。
11時を過ぎて、「今日はもうやめようよ」という声と、「いやいや、前回の心残りがあるでしょ。もう少し頑張るわ」という声と。
「心残り派」に軍配が上がり、11時10分ごろから元気がある人は一列に並んで草取り開始。
草取りがすんだのは11時30分でした。すっきり、にっこり。
秋立つや川瀬にまじる風の音 飯田 蛇笏(いいだだこつ)
冒頭でも述べましたが、今年は明日が立秋。炎暑の中のひとすじの風に秋を感じ取りたいですね。この日を過ぎたら、暑中見舞いではなく残暑見舞いを送ります。暑さの厳しい季節に相手の健康を気遣いつつ、秋が近づいたことに触れると、より季節感のある見舞文になると思います。8月下旬までに出すのが望ましいようです。
台風9号と10号が接近中。どちらも勢力が強そうです。お盆休みで移動する方も多いことでしょう。くれぐれもお気をつけて。
令和元年8月7日 星が丘門公園愛護会会長 濱田淳子
(植物園担当:緑地造園係 野村幸央)