大安吉日の植物園(星が丘門花便りNo.97)
2018年11月27日(火)
こんにちは。星が丘門公園愛護会です。
毎月第1水曜と第3水曜の午前11時より1時間、花ボランティアをしています。
立冬が過ぎ、明日から二十四節気では小雪(しょうせつ)ですが、本日もぽかぽか陽気。
二組の花嫁花婿が星が丘門に姿を現しました。
カメラマンや助手も同行して写真撮影のようです。
暦を見れば本日は大安吉日。
幸せそうなカップルに遭遇できてラッキー!
紅葉狩りのピークが近いからか、入園者数はいつもより多く、にぎやかです。
〈入園者が見守る中で〉
前回植えたパンジーはしっかり根付いた様子。
でも土が乾ききっているので、明日は雨との予報ですが、水やりをすることにしました。
〈水をください!〉
〈水やりの準備〉
〈丁寧に水やり〉
前回紹介したツワブキは、花盛りとなりました。
〈ツワブキが花盛り〉
ツワは漢字で石蕗と書きますが、活動後に園内を歩いていて、なるほどね...と思える姿に出会いました。
岩と岩の隙間にツワブキがびっしり。
たくましい植物なのだと知らされました。
〈岩とツワブキ〉
日本庭園のすぐそばでは、先ほどの花嫁花婿が紅葉を背景に記念撮影をしていました。
〈撮影スポットのひとつ〉
そして、合掌造りの家を過ぎた先にも素晴らしい紅葉がありました。
〈湿地園のそばの撮影スポット〉
紅葉といえば、こんな句はいかがでしょう。
羞らひと言はむ薄日の初紅葉 林翔(はやし しょう)
さて、この季節の花といえば山茶花。合掌造りの家や椿園に咲き始めました。
〈山茶花紅〉
〈山茶花白〉
こんな句を見つけました。
山茶花のこぼれつぐなり夜も見ゆ 加藤楸邨(かとう しゅうそん)
植物を詠んだ俳句はたくさんあるので、花ボラの活動を続けながら、学びたいと思っています。
次の活動日は12月5日。
興味のある方は、声をかけてくださいね。
平成30年11月21日 星が丘門公園愛護会会長 濱田淳子
(担当:植物園緑地造園係 橋本桂佑)