花の妖精を見つけました
2018年04月16日(月)
サクラの季節も終わり、植物園の花壇ではたくさんの草花が咲き競っています。花の形を詳しく観察してみましょう。自然の造形の深さに驚かされます。花の中に隠れた、かわいい妖精を2点、紹介いたしますので、ご覧ください。
さて、先日、テレビ局からスイセンの葉や球根の毒性についての取材があり、職員がスイセンとニラとの見分け方を説明しました。誤って食べてしまうことの多い有毒植物については、厚生労働省の「自然毒リスクプロファイル」に掲載されています。参考にしてください。写真のケマンソウも有毒植物です。
「葉の上に座る青い妖精」(宿根草園) アジュガ・レプタンス'アトロプルプレア'
「おさげ髪の少女」(地域の自然学習林) ケマンソウ(別名タイツリソウ)
植物園長 谷口茂弘