「小川に翻る旗」
2018年04月09日(月)
暖かさと小寒さが交互にやってくるこの季節、皆さま元気にお過ごしでしょうか。
はなみずとくしゃみが止まらない方々にはつらい季節ですが(ええ私もです)、メダカたちにとっては、待ちに待った春。皆さんのおうちの近くに小川や田んぼは、まだあるでしょうか。
メダカたちはこれから活動の季節ですね。
彼らの世界を、ちょっと覗いてみませんか?
さて、ただいま東山動植物園では春のウォークラリー「カラフル春を歩こう!」を開催中です。
メダカ館では、「アフィオセミオン・オーストラーレ」を紹介中。
どんなメダカですかって?
見に来ていただくのがいちばん早いのですが、それを言っちゃあ身も蓋もない。
ご覧いただいたのはオス。
メスはもう少し地味かな。
彼らがいちばん美しいのは、メスを巡って他のオスと争い、そのヒレを広げたとき。
体色もより鮮やかになり、ヒレと大きな尾が映えます。
写真は奥のオスが、手前のオスに挑みに来たところ。争わずに逃げちゃうこともあります。
カメラを向けると恐がるメダカたちもいますが、彼らオーストラーレたちは基本的にとてもフレンドリー。
(興味シンシンで寄ってきて、ピントが合わない画像多数でした・・・)
タイトルの意味は、ウォークラリー、カラフルポイントの用紙を持ってメダカ館に来ていただくと、わかると思います。
ぜひ「小川に翻る旗」たちに、会いに来てください。
動物園飼育第二係 加賀谷 優子