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絶滅危惧種 ウシモツゴが順調に繁殖

2016年06月06日(月)

世界のメダカ館では、愛知県で最も絶滅に瀕しているウシモツゴという小型の淡水魚の飼育・繁殖に力を入れており、今年も順調に産卵しました。
世界のメダカ館では、割れた素焼きの鉢の内側に産みつけられた卵を、鉢ごと別の水槽に移してふ化させています。

今回は卵と赤ちゃんを顕微鏡撮影してみました。卵の大きさはだいたい0.8ミリほどで、メダカの卵よりはるかに小さいです。産卵後10日もたつと、卵の中で、目がギョロリとした赤ちゃんたちがふ化を待っています。ふ化したては、なんと体が透明で全長5ミリぐらいしかありません。まるでプランクトンです。

ウシモツゴは地球上で東海地方にしかいない絶体絶命の淡水魚です。みなさん世界のメダカ館にウシモツゴを見に来てくださいね!



ウシモツゴ成体



割れた鉢の裏に産卵されたとても小さな卵



直径約0.8ミリの卵



産卵10日目。まるで目玉のキャラクター?



ふ化した赤ちゃん。透明なんです。



動物園飼育第二係  水野 展敏

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