10月23日午前5時30分にワルダーが移動通路から新獣舎の運動場に入りました。その瞬間を見ていた職員の話によると、今までの用心深さがなんだったのかと思うほど、ゆっくりと普通に入っていったそうです。それでも彼女にとっては長い長い22メートルでした。
運動場に入ってからも慌てることなく、のんびり2時間ほど砂浴びをしていました。ただ、まだ常にいる場所が旧獣舎寄りなのが、彼女の気持ちを表しているようです。
これから新居に徐々に慣れていって、快適な生活を送ってほしいものです。
飼育担当者並びにワルダー、ご苦労様でした。
動物園長 橋川 央