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派手なオス、地味なメス

2013年04月25日(木)

世界のメダカ館には150種近い世界のいろいろなメダカが展示されています。
メダカがたーくさんいすぎて、どれも同じように見えてしまい、結局ぜーんぶ「ハデハデメダカ♪」って印象になってしまいがちですが(私がそうでした)、今日はそんな世界のメダカ館で「ハデハデメダカ♪」だけで終わらずに、もう一歩先に進んで楽しむコツをご紹介します。

メダカの仲間はオスがメスに比べて色や形が派手なのが特徴です。
例えば、アフリカ原産のこのメダカ、アフィオセミオン・ガードネリーの場合、オスは赤と青の体に黄色い縁取りがしてあってとてもきれいですが、メスは白っぽくて地味です。



アフィオセミオン・ガードネリーのオス



アフィオセミオン・ガードネリーのメス



同じくアフリカ原産のランプリクティス・タンガニカヌスもオスのヒレは黄色に縁取られ、体には青い点々があり、とてもきれいです。



ランプリクティス・タンガニカヌスのオス



ランプリクティス・タンガニカヌスのメス



このオスの派手っぷりは、調子が良いほど増して、きれいなオスほどモテモテです。
一見、オスとメスの違いがわかりにくいニホンメダカも、調子の良いオスはヒレの端が黄色味を帯びてきたりします。



メダカ館の職員が宮崎で採ってきたニホンメダカのメスです



こっちがオスで、メスに比べてヒレの端が黄色く発色しており、腹ビレも黒っぽくなっています



ぜひ、世界のメダカ館でモテモテのオスを見つけて、メダカ界のオスメスの駆け引きをのぞき見して見て下さいね。


動物園飼育第二係  武田 梓

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