チンパンジーのローリーが亡くなりました
- 2021年01月23日(土)
- 動物園
本日(2021年 1 月 23 日午後 3 時ごろ)、メスのチンパンジー(ローリー)が亡くなりましたのでお知らせします。
ローリーは、1972 年 4 月 8 日にアフリカから来園して、オスのチャーリーが転入してくるまでは、東山のチンパンジー集団のリーダー的な存在で、チンパンジーの仲間たちから一目置かれており、飼育員も頼りにする存在でした。
また、飼育員の姿を見つけると挨拶をしに近づいてきて、身体を触ってほしがるなど社交的で、環境が変わったり担当飼育員が替わったりしても気にしない大らかな性格でした。
昨年の敬老の日には、名古屋市獣医師会から長寿表彰を受けました。
今年に入り、動作が緩慢になったため群れと分離して寝室で様子をみていましたが、食欲の低下も見られたため、投薬治療を開始しました。
一時的に食欲が上向きになることもありましたが、本日午後 3 時ごろに亡くなりました。
長い間、皆様にはとても可愛がっていただき、ありがとうございました。
【献花台について】
2021年1月24日(日)から2月7日(日)までチンパンジー舎屋内観覧に献花台を設置します。
※お供えはお花とお手紙のみ受け付けます。