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アヤメ?カキツバタ?ハナショウブ?

2020年06月10日(水)

  • 植物園
  • アヤメ
  • カキツバタ
  • ハナショウブ

アヤメとカキツバタとハナショウブの見分け方をご紹介します。
見分け方のポイントは「花元の模様」です!

まずは、アヤメから
アヤメの花元の模様は、網目模様です。
アヤメ.JPG【アヤメ】
開花の時期は5月上中旬。3種類の中で一番早く開花します。
生育場所は、陸地の乾燥地。
葉は細く、主脈は目立ちません。

次はカキツバタ
カキツバタの花元の模様は、白色の目型模様

カキツバタ.JPG【カキツバタ】
開花の時期は、5月中下旬。
生育場所は、湿地。
葉は幅広、主脈は目立ちません。
カキツバタは、愛知県の「県の花」です。
ちなみに、「名古屋市の花」は、ユリ。
東山動植物園がある、千種区にも「区の花」があり、アジサイが選定されています。

ハナショウブ
ハナショウブの花元の模様は、黄色の目型模様。

ハナショウブ.JPG【ハナショウブ】
開花時期は、5月下旬から6月。3種類の中では一番遅く開花します。
生育場所は、陸地から半湿地。
葉は幅広、主脈が目立ちます。

「花元の模様」の違い分かっていただけたでしょうか。
アヤメ・カキツバタ・ハナショウブを見かけられたら
「花元の模様」観察してみてください。

おまけ
千種区の花「アジサイ」


伊予手毬.JPG【ヤマアジサイ'伊予手毬'】

福牡丹.JPG【ヤマアジサイ'福牡丹'】

皆様のご来園をお待ちしております。

○お知らせ○
植物園では見ごろの植物の情報を花マップで提供しています。
ご来園の際はぜひご利用ください。

植物園緑地造園係 丹羽 幸恵

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