さくらだより
コロナウイルス感染拡大防止のため、現在動植物園を閉園させていただいております。皆様には大変ご不便をお掛けしております。
桜の季節もそろそろ終わりを迎えます。
それでもまだ寒さの残る2月下旬からこの時期まで、実に約2か月もの間、桜の開花リレーを楽しませてもらいました。
それでは今回は、ゴール目前ともいえるサクラをご紹介していきます。
【'天の川'(アマノガワ)】
○枝はまっすぐ上に伸び、そして花もが上を向いて咲きます。
【'福禄寿'(フクロクジュ)】
○淡いピンクがとても柔らかな印象です。
【'御衣黄'(ギョイコウ)】
○花が散る前には花弁に赤い筋が入ります。
○花が散る前には花弁の中心部が赤く染まります。
【'六園菊桜'(ケンロクエンキクザクラ)】
○下から見上げてみました。
【'須磨浦普賢象'(スマウラフゲンゾウ)】
○'鬱金'、'御衣黄'のように黄色から緑色の花を咲かせます。
【'普賢象'(フゲンゾウ)】
○'普賢象'と'須磨浦普賢象'では随分と雰囲気が異なります。
【'松前薄重染井'(マツマエウスガサネソメイ)】
○既に葉桜ですが、全体の色あいがとてもきれいです。
❖すこし寄り道です。
【大要黐(オオカナメモチ)】
【花水木(ハナミズキ)】
【丁字莢蒾(チョウジガマズミ)】
そろそろ花の主役は、桜から躑躅(ツツジ)や薔薇(バラ)へと移りつつあります。
これからも季節の花を紹介していきますので、皆さまお楽しみに。
植物園 緑地造園係長 太田 幹夫