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オフィシャルブログ

きいろのさくら

2020年04月11日(土)

 コロナウイルス感染拡大防止のため、現在東山動植物園を閉園させていただいております。皆様には大変ご不便をお掛けしております。

 4月も中旬となり、桜の回廊では晩春の桜が見ごろを迎えています。残念ながら実際に見ていただくことはできませんが、写真を撮りましたので少し紹介させていただきます。

 桜の花の色は白やピンクが一般的ですが、黄色や緑色の花を付けるものがあります。

❖まず黄色の花を咲かせるサクラです。

【'鬱金'(ウコン)といいます。】.jpg

【'鬱金'(ウコン)といいます。】

❖次に緑色の花を咲かせるサクラです。

【'御衣黄'(ギョイコウ)といいます。】.jpg【'御衣黄'(ギョイコウ)といいます。】

これらサクラは花弁(花びら)に葉緑体があります。葉緑体には黄色のカロチノイドや緑色のクロロフィルを含むので緑色に見えます。
通常の桜の花弁には葉緑体はありませんが、'鬱金'では少量のクロロフィルがあるので花弁は黄色くなり、'御衣黄'では多量のクロロフィルによって花弁が緑色になると考えられています。

【こちらは'思川'(オモイガワ)です。今が満開です。】.jpg【こちらは'思川'(オモイガワ)です。今が満開です。】

【満開が楽しみです。】.jpg

【'鬱金'・・・満開が楽しみです。】

鬱金'、'御衣黄'ともにまだ咲き始めです。後日満開の様子をお届けしたいと思います。

 植物園緑地造園係長 太田幹夫

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